Yogaは心と身体をつなぐ
ヨガはサンスクリット語の”ユジュ”が語源で”つながり”を意味します。
他に”調和”や”統一”という意味あいもあります。
ヨガをすることで、心と身体はつながり、自分を統一できるのです。
わたしたちの心と身体はバラバラになりがち
日常生活の中でわたしたちの意識は外の世界を向きがち。
外側の世界とは、自分以外の周り、他者、人間関係や社会環境。
内側の世界とは、自分の中の部分であり、本来のありのままの自分がいるところであり、魂の部分です。
わたしたちは誰もがこの世界に生まれてくる時、魂のみで他の何も持たずに生まれてきます。
そして、それぞれの生まれた環境の中で、親や親の役目をする人や周囲の人、自分に関わる人によって、考え方やものの捉え方などが形成されていき、そこに違いが生まれます。
残念なことに、生まれたままの純粋かつ自由で完璧なわたしたち”光”は、周囲により押しつけられた考えのクセだったり、偏見、区別や差別やエゴなどに無意識に覆われていき、本来の自分を知らないままに生きづらさを抱えつつ生きているのが現状です。
自分を危険から守るために、外側の世界に目を向け耳を傾けて生きるのは不可欠なこと。
そうでなければ、家の外へ出た途端に注意不足から事故に遭って命をおとすことでしょう。
問題は外側の世界ばかりを気にしすぎて、内側の世界を全く見ていないことです。
自分の内側で起こっていること、感じていることに意識を向けない。
意識を向けなければ気づくことはできないのです。
他者の目を気にしすぎる、人の意見を気にしすぎる、嫌われたくない、反対されたくないなどの理由から、自分よりも他者を優先し、自分の感情を押し伏せて生きる毎日。
感情は生きるうえでとても大切なサインです。
その感情、良い感情も悪い感情も無視し続けると、心と身体はバラバラになりだし、やがて精神的肉体的に病んでいくでしょう。
Yogaはたんなるエクササイズではない
ヨガの最終目的は、瞑想です。
肉体と精神に現れる障害を、アサナ(ポーズ)を行い浄化強化し、プラナヤマ(呼吸法)を行うことで、プラナ(生命エネルギー)を体内のすみずみに取りこみ、呼吸をコントロールすることで生命力を拡張強化する。
ヨガはアサナとプラナヤマの両方を実践することで、たんなる肉体的なエクササイズではなくなります。
アサナはプラナがスムーズに流れるようにするため肉体を強化し、プラナヤマで身体の中心部に位置するチャクラ(エネルギーセンター)や気の通り道の詰まりを取り除く。
土台となる肉体を強化、精神を安定させて、最終的に深い瞑想状態に到達するのがヨガです。
Yogaで満たされる心と身体
はじめてYogaを試した時、ほとんどの人が身体が軽くメンタルがスッキリしてるのに気づき驚きます。
Yogaがもたらしてくれる身体面と精神面の効果をみてみましょう。
身体面
・身体の柔軟性
・血流の改善
・姿勢がよくなる
・免疫力アップ
・冷えやむくみの改善
・肩こりや腰痛を軽減
・不眠の解消
・生活習慣の変化
・呼吸の改善
・自律神経が整う
精神面
・心がおちつく
・幸せホルモンに満たされる
・ストレスとうまくつき合える
・イライラの軽減
・執着心の軽減
・ゆとりが生まれる
・自信が生まれる
・自分に気づく
・自分と他者に優しくなれる
・感謝の気持ちが生まれる
・自己受容できるようになる
上記に記した効能効果はほんの一部分です。
Yogaを自分のルーティーンの1つに加えて、習慣化し継続することで、自分自身を肉体的精神的に拡張することができます。
Yogaの浄化作用から、ダークな部分の不安や恐怖心が和らいでいき、すでに存在している平穏や自由といったライトな部分が、自分の内側に輝いているのに気づくでしょう。